ガラスびん3R促進協議会
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東京都板橋区「四ツ又商店街」

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板橋区は民間企業と共同でカレット入り製品を開発。
積極的に空きびんの他用途利用を展開しています。

板橋区では、容器包装リサイクル法施行後の余剰空きびんについて、いち早く他用途利用への取り組みがすすめられました。特に土木・建築用の骨材料等に積極的に利用しています。 板橋区が空きびんの他用途利用を促進する上で模索したのが、市場経済・市場原理に基づいた、カレット入り商品の流通マーケットづくり。これは、官(板橋区)と民(企業)が共同でカレット入り製品を開発し、商品として市場に乗せる画期的なシステムです。このマーケットの実現には、競争力のあるカレット入り製品を開発し、魅力ある価格で提供できる体制が必要となりました。そのため、板橋区では、カレットを既存品の単なる代替品としてではなく、カレットならではの付加価値をもった「新素材」として捉えて、民間企業と共に製品開発に取り組んでいます。
その結果、これまでに、ガラスの特性である美粧性、永続性等を生かした付加価値の高い製品を開発し、区内のさまざまな場所においてそれらを採用してきました。今後、板橋区では、このマーケットを区内のみならず、他の地域へも拡げていくことを考えています。

東京都板橋区「四ツ又商店街」

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区内「四ッ又商店街」の新しいまちづくりに、
カレットを利用した製品を大量に採用しました。

板橋区の「四ツ又商店街」は、高速道路工事に伴う道路拡幅工事により片側の街区がそっくり移転し、片面商店街となってしまいました。この状況に対し、まちの活性化と商店街の再起を期して、新しいまちづくりの柱にリサイクルの視点を盛り込み、四ツ又通りにカレットを利用した製品を大量に採用。平成14年3月に完成しました。
採用したのは、ワインブロック(インターロッキングブロック)、デザインリサイクルボラード(景観柱)、ミノポックス(景観透水性舗装)など。使用したカレットの量は、ワインびん換算で約50万本で、区民一人一本分に相当します。
さらに、0.5ミリアンダーの廃ガラスを使った型枠式外壁塗装材空きびんを開発し、地下駐車場出入口に採用しました。空きびんを土木・建築資材として利用する際には、安全性の面からカレットの鋭利な角を落とす必要があり、その加工により出る細かいガラスくずを塗装材として使ったわけです。この「四ツ又商店街」では、最終的に廃棄物を出さない、まさにゼロミッション型の他用途利用が実現しました。

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多目的広場(ミノボックス)

車止め

歩道(ワインブロック)

地下駐車場出入口
(廃ガラスを使った片枠式外壁塗装材)

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