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中・四国エリア

山口県 山陽小野田市

山口県
山陽小野田市

山陽小野田市の概要(平成23年8月現在)

  • ●人口:65,985人
  • ●世帯数:28,366世帯
  • ●面積:132.99km²
  • ●ステーション数:802カ所
  • ●空きびん収集量:年間618.17t
    ※収集量については平成22年度
1人当たりの平均ガラスびん資源化量 9.37kg (平成22年度)

分別収集の経緯・方針

山陽小野田市は、平成17年3月に旧小野田市と旧山陽町が合併して誕生。合併前、山陽地区ではびん一括でコンテナに排出され、収集後に職員が手選別で色分けをしていました。小野田地区については、平成9年の「容器包装リサイクル法の施行に先立ち、平成8年4月より無色・茶色・緑色・その他の色の4色分別の収集を開始。数年後に、無色・茶色・その他の色の3色分別に改訂しています。実施当初は、毎日市の職員が手分けして各ステーションに立ち、排出状況をチェックして住民に出し方を指導しました。びんの収集は月1回ですが、資源物を毎週日曜日または第2・4日曜日に持ち込める場所を、市内に2カ所設けています。

分別区分
びん色別
分別区分:びん色別 画像

無色・茶色・その他の色に分別。キャップ等は、ほぼ外されています。リターナブルびんは色別に排出され、収集時に選別。

収集容器
コンテナ
収集容器:コンテナ 画像

びんの色に合わせて、白色・茶色・黒色の折りたたみ式コンテナを使用しています。洗浄からメンテナンス・交換まで市が管理。

収集場所
ステーション
収集場所:ステーション 画像

ほとんどが路上のステーション。収集日の前日に職員によりコンテナが配られ、最初にびんを排出する人がコンテナを組み立てます。

収集車両
平ボディ車
収集車両:平ボディ車 画像

2トンの平ボディ車を使用し、1台あたり3名の作業員で収集。地区により2台または3台が稼働しています。

処理設備
なし
処理設備:なし 画像

色分別で異物がほとんどない状態で排出されるため、処理設備はありません。収集時と荷降ろし時で作業員が異物をチェック。

保管施設
ストックヤード
保管施設:ストックヤード 画像

無色・茶色・その他の色に分けて保管。業者に搬入しやすくするために、収集車から降ろす際に、重機を使いびんを砕いています。

品質向上のためのポイント

  • ●分別収集を始めた当初、市の職員がステーションに立ち、排出方法を徹底指導しました。
  • ●市報の誌面に、びん等の排出方法についてアドバイスするコーナーを設けています。
  • ●異物の混入状況が続いた場合には、その地区の自治会長や衛生担当者と一緒に改善策を検討するようにしています。
  • ●排出ルールについて、小学校区単位で説明会を開いたり、住民から依頼があれば出前講座も開いています。
家庭ごみの出し方 画像

家庭ごみの出し方

ごみ収集カレンダー 画像

ごみ収集カレンダー

取材:平成23年9月20日