河北　杏樹さん

香川県 
さいたま市立春野中学校３年

●受賞の感想
何回も絵画コンクールに作品を出したことがあるのですが、最優秀賞というのは初めてだったので、とても新鮮な感じで 嬉しいです。「びんtoびん」という言葉は、ホームページで見つけてポスターに使いたいと思いました。びんがリサイクル されるのは知っていたのですが、何回もできるとは思っていませんでしたので、そのことを伝えようと、びんがずっと続いて いく感じを表現してみました。

■作者による作品の紹介
40時間以上かけてじっくり丁寧に描いたので、納得のいく作品に仕上がりました。いかにして不自然なくびんとびんをつなげるか、 違和感なく文字を目立たせることができるかにこだわり、完成した作品です。

■審査員の感想
溶けて形を変えるというガラスびんの大きな特徴を、タテの流れで表現しているところが、とても素晴らしい。びんからびんへの 流れが、未来に向けて永遠に続いていくような印象で、非常に大きなスケールを感じさせてくれます。びんの後ろに映っている影も 効果的で、紙面に奥行を感じさせ、非常に品よくまとめあげています。まさに最優秀賞に相応しい作品です。

権瓶　雪乃さん

東京都 
町田市立町田第三中学校３年

■作者による作品の紹介
びんのリサイクルという所に注目して描きました。リサイクルすることで自然の環境が良くなり、新しい生命、木が生まれる という意味で、標語をこのように描きました。

■審査員の感想
森の命とガラスびんの生まれ変わりをかけているところは、とても壮大なストーリーが感じられ、非常に上手くまとめ上げて いると思います。ドキッとするほどよく描きこまれていて、遠近法を使ったり、赤いびんを効果的に配置したり、今まで学んで きたことを一つの画面の中によく活かしています。技術的にも到達度の高い作品です。

堀　敬亮さん

愛知県 
刈谷市立依佐美中学校3年

■作者による作品の紹介
ガラスびんをきれいに洗ってほしいという思いを表すために、かわいい女の子のようなびんを描きました。工夫したところは、 びんを水性の絵の具を使って描き、透明感を出したところです。

■審査員の感想
無駄のない巧みな表現で、メッセージをストレートに伝えていて、ポスター本来の役割を果たしていると思います。まさに優秀賞 に相応しい優れた作品です。文字の色と絵柄の色を上手に揃えるなど、シンプルな表現の中に細かい配慮も施されています。

菅　安珠美さん

東京都 
大田区立南六郷中学校1年

■作者による作品の紹介
びんが軽くなって喜んでいる様子を、紙吹雪やくす玉で表現しました。主に明るい色を使って遠くからでもはっきり するように描き、びっくりマークをびんにするなど工夫しました。

■審査員の感想
３Ｒの中で一番わかりづらいリデュースについて、アイデアに富んだ表現でわかりやすくアピールしているところが素晴らしい。 「ダイエット」という言葉に結びつけながら、「軽くなって、おめでとう」という言葉が大変インパクトがあると思います。 いたるところにガラスびんを描いていて、細かい工夫が感じられます。

弓削田　天さん

東京都 
町田市立南中学校２年

■作者による作品の紹介
リサイクルをして地球を良い環境にするので、私は地球にいる人全てが協力して、エコな活動をしてほしいと思っています。 なので、このような絵を描きました。

■審査員の感想
中学生らしいひとひねりが利いた作品です。「みんなで協力して３Ｒ」という、世界規模で取組んでほしい意識を、世界中の 民族衣装を着たこどもたちで表現しているところが、非常にわかりやすく、優れたアイデアだと思います。一つの画面の中に、 文字の配置を考えながら様々なアイデアを上手にまとめ上げています。

佐久間　友美さん

埼玉県 
川越市立富士見中学校３年

　　　　
吉村はんな水彩教室

■作者による作品の紹介
ガラスびんは３Ｒが可能です。びんはたくさんの種類や形があるので、1度使い終わっても、もう1度再利用・再使用をして、 地球にやさしい暮らしをたくさんの人にしてもらいたいです。

■審査員の感想
輪郭線を巧く活かして、ガラスびんがきれいに表現されています。また３Ｒの文字が刻印されたびんは手が透けて見えて、 透明感がよく表現されています。湾曲した文字とびんを持っている腕の対比、さらに両サイドに背の高いびんを置いた配列など、 上手に画面が構成された作品です。