松澤　采奈さん

愛知県 
一宮市立千秋南小学校1年

●受賞の感想
最優秀賞を受賞して、とってもうれしいです。この気持ちは、ガラスびんのリサイクルについて教えてくれた お父さんに伝えたいです。この絵は夏休みに1日かけて描き上げました。描く時には家にあったびんを触ったり、 透かして見たりしました。描いている時はとても楽しかったです。

■作者による作品の紹介
ガラスびんは透き通っています。ガラスびんには、いろいろな色があります。ガラスびんの向こうには、 いろいろな色の世界が見えます。私は、きれいなガラスびんと私を描きました。次は何が見えるのかな。 びんは透き通っていてきれいなので、その様子を描こうと思いました。

■審査員の感想
なによりも、「ガラスびんをリサイクルすることは、とってもいいことだよ」ということが、こどもだけじゃなく 大人にも、本当にストレートに素直に伝わってくる、楽しい作品です。
とくに注目したいのは、ガラスびんの透明感に対するこどもの関心です。自分の目のところにある２本のびんを透して、 びんの透明感を感じているのだと思います。

相澤　真穂さん

埼玉県 
坂戸市立坂戸小学校６年
　　　　吉村はんな水彩教室

■作者による作品の紹介
ガラスびんは、ちゃんと分別してリサイクルすれば、何回も使えるということがよく分かりました。いろいろな ガラスびんを大切にしたいと思います。

■審査員の感想
ガラスびんが地球にやさしいことを伝えたかったのでしょう。画面も明るい色調でやさしいポスターだと思います。 ３Ｒに関するびんをいろいろ登場させていますが、資料をよく見て、びんをよく見て、一生懸命描き上げた様子が うかがえます。ポスターを描くことで、いい経験をしたと思います。カイワレ大根が入ったびんは、地球へのやさしさ を表現しているようで、メッセージ性が感じられます。

後藤　仁さん

愛知県 
一宮市立千秋南小学校６年

■作者による作品の紹介
使い終わってもまた別の物を入れたりして、活用できるというところを表現しました。

■審査員の感想
ガラスびんがいろんなことに使い回しができて、楽しくきれいに使えるということを、生活の体験を通して感じているの だと思います。並べることにより、さらにその魅力を伝えるような工夫がとてもおもしろいです。重なり合うびんの透明感 も小学生ならではの描き方で、一生懸命描いているところに好感が持てます。お金を入れるびんや金魚を入れるびんのフタに、 ちゃんと穴が開いていたり、よく考えて描いているところがとてもいいと思います。

青山　虎乃輔さん

東京都 
文京区立小日向台町小学校１年

■作者による作品の紹介
題名「ガラスビン城」
ビン城の中から温泉湯気が出ていて、屋上から「アンテナビン」がある。「ビンロケット」も屋上にあり、空には 「ビンヘリコプター」、線路には「列車ビン号」がいる。お日様は日光ではなく「ビン光」を出し、海が輝いている。

■審査員の感想
大人にしてみると、社会とガラスびんの関係を考えさせられるような、ハッとする作品です。びんがよりよい環境を つくっていることの象徴のようにも受け取れます。こどもの豊かな想像力が本当に素直に出ていて、こどもなりにびんの 大切さを表現しているのだと思います。びんに明るい未来があるような、なんとなくワクワクした楽しい感じを、 私たちに伝えてくれます。

猪子　夕那さん

東京都 
千代田区立九段小学校３年

■作者による作品の紹介
軽くなったびんがどんどん増えていく様子を表しました。

■審査員の感想
こどもには難しいびんのリデュースについて、とてもわかりやすく表現しています。普段遊んでいる遊具の楽しさを 絵の中に取り入れたり、風船を持って上にあがることで軽さを表したり、身のまわりのものからリデュースについて 考えていることが伝わってきます。素直なこどもらしい発想だと思います。登場するガラスびんはみんな同じような 形をしていますが、ちゃんと色分けをしながら個性が出るように表現していて、見ていてとても楽しい作品です。

後藤　ひまり さん

大阪府 
大阪市立鷺洲小学校３年

■作者による作品の紹介
いろんな色のガラスびん。そのガラスびんを溶かして作ったという河内風鈴。祖母がプレゼントしてくれました。 カランコロンとよい音が今年の夏も響き渡りました。風鈴になる前はどんなびんだったのか。

■審査員の感想
和の雰囲気でまとめた作品だと思います。透明感のあるガラスのびんと風鈴で、涼しげな感じが大変上手に描かれています。 難しい透明感を、自分なりの線や色の濃さを工夫して描いているところが素晴らしいです。風鈴の音色を感じさせるというのは、 私たちは思いも及ばない表現だと思います。また風鈴の向きや短冊の動きで、風に揺れている状況を本当によく捉えています。