びんのリユース
びんを洗ってくり返し使うこと、
それが、ガラスびんのリユース
ガラスびんには、150年以上も前からリユースのしくみがあり、
くり返し使う牛乳びんやビールびんなどを、リターナブルびんといいます。
中身のニオイや味が移らないガラスびんの持つ特性は、
洗って何回も使うリユースに、とても適しています。


- 一升
びん

- ビール
びん

- 焼酎
びん

- 清酒
びん

- 清酒
びん

- 牛乳
びん

リユースでできること
天然資源の節約- くり返し使うことで
びん製造での
天然資源を節約
省エネルギー- くり返し使うことで
びん製造での
使用量を減らす
気候変動の抑制- くり返し使うことで
GHG*排出量を
減らす
廃棄物を減らす- くり返し使うことで
使い捨てを減らす
リターナブルびんは、
くり返し使われることで、
環境に最も優しい容器として
見直されています
味もニオイもないガラスびんは、中身のおいしさが変化せずに長期の使用にも耐え、びんに中身の味や成分が溶け込みません。また、細菌などがつきにくく中身の保護・保存に便利な容器で、日常使う容器の中で唯一リユースが可能な容器です。使った後は、きれいに洗って何回も使うことができるリターナブルびんは、長い歴史の中で活躍してきましたが、環境にやさしい容器として見直されています。

新しくつくるより、
くり返し使う方が
GHG*排出量も
ごみの発生も削減
リユースには、ムダがありません。新しくつくるより、くり返し使ったほうが資源もエネルギーも節約でき、ごみの発生も少なくなります。しかも、気候変動の原因と言われているGHG*排出量もリユース回数に比例して減らすことができ、例えばビール500mlのリターナブルびんでは、20回使用した場合とリサイクルせずに使い捨てた場合とを比較すると、約77%も温室効果ガスの排出量を減らせます。
- *GHG(Greenhouse Gas)=温室効果ガス
- 地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)、
CH4(メタン)、N2O(亜酸化窒素)、フロンなどをいう。

- *GHG(Greenhouse Gas)=温室効果ガス
- 地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)、
CH4(メタン)、N2O(亜酸化窒素)、フロンなどをいう。
リターナブルびんの
代表選手は、
牛乳びんやビールびんや
一升びん
給食などに登場する牛乳びんのほか、ビールびんや一升びん(丸正1.8リットルびん)には、リターナブルびんが多く使われています。またリターナブルびんの中には、Rマークや丸正マークが付いているびんがあり、目印にもなっています。

びんリユースのしくみ


古くなった
リターナブルびんも、
ちゃんとリサイクルされて、
ごみにはなりません
古くなったリターナブルびんや使い終わったびんは、市町村で回収されたあと色分けされ、カレット工場で細かく砕かれて、主にびんの原料や他の用途に使われます。



