ガラスびん3R促進協議会
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大小様々なびんで奏でるあきびんミュージック

ビン笛を吹き続けて10年以上。
3人のチームワークは体内リズムで音を合わせること。

ビン笛合奏団Laマーズが結成されたのは、2000年の秋。若者の街、高円寺のカフェに集う仲間が、音楽で何かおもしろいことをしようと、飛びついたのがビン笛でした。

大小様々なあきびんに音階をつけて吹くビン笛は、メンバーが音のパートを分け合って演奏します。当初、少ない人数だと息が続かないこともあり、6〜8人で活動を展開。童謡、アニメソング、ジャズ、ボサノバなど、あらゆるジャンルの曲に挑戦し、自主企画ライブの他、幼稚園や高齢者施設などのレクリエーションにゲストとして出演したり、小学校の授業の講師としても演奏しました。

その後、音数を減らしながらメロディを伝える演奏を追求し、現在は3人編成で活動中。まさに息もぴったりで、メンバーそれぞれの心にある体内リズムで音を合わせて演奏しています。

原料となるあきびんは、作品がつくりやすいという点で、無色で肉厚なウイスキーびんが、色選別をする作業場でピックアップされます。工房では、そのびんをきれい洗浄しラベルを取り、砕いて窯に入れ、溶けたガラスを竿で巻き取り作品を作っています。

心に沁み入るビン笛のやさしい音色を、
東北の被災地のこどもたちに聴かせたい!

2006年には、当促進協議会のホームページ「びんのリサイクル教室」でビン笛合奏団Laマーズの演奏を紹介。これをきっかけに、2008年にレコード会社よりCDを発売し、メジャーデビューを果たします。その後はラジオやテレビの出演が続き、雑誌や新聞にも採り上げられ、イベントにも参加し、ビン笛の可能性を広げてきました。

ビン笛の魅力は、ガラスびんならではの温もりのあるやさしい音色。その音色に、0歳の赤ちゃんは目を見開いてビン笛に聴き入ったり、1〜2歳の赤ちゃんはリズムに合わせて踊り出したり、気持ちよさそうに眠ってしまったりすると言います。

ビン笛の音色は赤ちゃんからお年寄りまで楽しんでもらえる」と確信しているビン笛合奏団Laマーズは、現在、東北の被災地のこどもたちに、ビン笛の生の音を届けたいと、準備を進めています。

このガラス工房で制作された作品は、主に岡崎市美術博物館内で販売され、廃棄されたびんを再利用したガラス工芸品であることがアピールされています。

※当協議会は、同施設にリサイクル啓発品を展示しています。