ガラスびん3R促進協議会
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あきびんの中に美しい花を封じ込めるフラワーボトル

フラワーボトル誕生のきっかけは、
「このびんに花を咲かせたい」という高校生の一言。

びんの中に美しい花を咲かせるフラワーボトルが誕生したのは15年ほど前。きっかけは、ある農業高校の授業で、学校周辺の環境整備をするため、あきびんなどを回収している時に高校生が発した一言、「このびんに花を咲かせたい」でした。 そんなアイデアから、農業高校の教師が実際にフラワーボトルをつくり、その魅力を伝える本を制作。日本フラワーボトル協会が設立され、新聞や雑誌、テレビなどでも紹介され全国に広まっていきました。現在は約160人の認定講師のもと、こどもからお年寄りまで多くの人が、フラワーボトルを楽しんでいます。

作りやすいのは、花を入れやすい広口びんですが、醍醐味は細口で首の長いびんにあり、満足度が違うと言います。いずれにしても、フラワーボトルづくりの奥は深いことは確かなようです。

びんの中で生き生き咲き続ける不思議な花。
そこに活かされるびんならではの密封性と透明感。

フラワーボトルの作り方は簡単。まずは、新鮮な花とお気に入りのあきびんを用意し、花を束にしてびんの口からそっと中に入れます。中に入った花束は、細いスティックで向きなどを調整。アレンジが終わると、花を崩さないようにシリカゲルを注ぎ込みます。密封して1週間後、そこにはすっかりドライになった花が咲き誇っています。あとは、リボンなどでラッピングして完成です。

フラワーボトルの魅力は、色鮮やかな花がびんの中で生き生きと咲き続けることで、びんならでは密封性や透明感が活かされています。そこには、庭で咲いた花や、贈り物の花、記念の花などを、そのままの姿でびんの中に封じ込める喜びがあります。

協会では、保育園や老人ホームなどに向け、フラワーボトルを通して物を大切にする心を、広く伝えていきたいと考えています。