ガラスびん3R促進協議会
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「100万人のキャンドルナイト」で使うあきびんキャンドル

市内の幼稚園と小学校から約4000本のあきびんを収集。
びんにみんなが手をつないでいる絵をペイント。

2003年にスタートした「100万人のキャンドルナイト」は、夏至と冬至の夜に一斉に電気を消して、ろうそくの灯りのもとで環境について考えようというもの。徳島市の商店街では有志が呼びかけ、2007年の夏至に初めてキャンドルナイトが開催されました。

2008年の夏至には、環境活動にふさわしいあきびんをキャンドルホルダーにしようと、市内の幼稚園と小学校にお願いして、約4000本のあきびんを収集。翌年には、大人たちが大切にびんを使い続けていることを、こどもたちに理解してもらうために、びんを一旦返却。こどもたちの参加意識を高めようと、びんに絵を描いてもらいました。ペイントのテーマは「輪をつくること」。描かれたのは手を広げた人や動物の絵で、横に並べると手をつないでいるイメージが広がります。

商店街の店舗に100円募金びんを設置。
キャンドルの制作費、すだちと金柑の購入費に。

あきびんをキャンドルホルダーにしたのは、環境への配慮や経費の節約に加えて、収集することにより多くの市民に、この取組みを知ってもらいたかったからでした。あきびんにペイントされた絵には、環境に対するひとりひとりの小さな力がつながって、輪が大きく広がっていくことへの願いが込められています。

また2009年のキャンドルナイトでは、商店街の協力店舗に100円募金びんを設置。寄付されたお金のうち、10円分でキャンドルを制作して、残りの90円分ですだちと金柑の木を購入して公園に植樹しました。緑を増やすことでCO2の削減にもつながり、徳島の特産物のアピールにも役立つとのことです。

2011年6月22日、今年の夏至も徳島市の商店街ではキャンドルナイトを開催。多くのあきびんキャンドルに火が灯されました。