ガラスびんの軽量化事例
牛乳
メグミルク牛乳 メグまごころビン
(180ml)
雪印メグミルク株式会社

びんの質量
キャップ・ラベル中身を含まない1本当たりの質量
- 従来びん
- 軽量びん
- びんの高さ
- びんの高さ
樹脂コーティング技術により、
従来のびんよりも長寿命に。
「ガラスびんアワード2009」で
環境優秀賞を受賞。
雪印メグミルクでは、宅配用の牛乳びんについて、2000年に244gから189gへの軽量化を実施し、さらに2009年の春に、容量の変更に合わせて約26%の軽量化を実現しました。びんの厚みを薄くして軽量化する際、強度を維持するために、ウレタン樹脂によるコーティングを採用しました。これにより、びんの表面の傷を防止し、くり返し洗って何度も使うリターナブルびんとしての寿命が長くなっています。さらに、傷が付きにくいことから、中身本来の牛乳らしさをクリアに伝える力も高まっています。
宅配牛乳の販売店では、びんが軽くなったことで持ち運びが容易になり、利用しやすくなりました。また、「メグまごころビン」は、日本ガラスびん協会主催の「ガラスびんアワード2009」で、“環境優秀賞”を受賞しました。リターナブル仕様に加えて軽量化したことにより、資源やエネルギーの節約、CO2の排出量の削減など、環境負荷の低減に貢献し、さらに長寿命になっていることが、高く評価されました。180mlという、無駄のない飲みきりサイズも好印象を与えています。