リサイクル
ガラスびんのリサイクルは
水平リサイクル
(びんtoびん)が基本。
リサイクルしても
品質はそのまま。
何度でもびんに
生まれかわります
使い終わったガラスびんは、カレット工場で細かく砕かれて、
新しいガラスびんの原料やその他の用途に再生利用されます。
空きびんを砕いてつくるカレットを、新しいガラスびんの原料として利用することにより、
大切な天然資源を節約でき、さらに原料を溶かす時間が短縮され、
省エネルギー・CO2 排出量の削減にもなります。
びんをリサイクルすると
いいことがある
天然資源の節約
何回もリサイクルできるので
天然資源の使用量を
減らせる
省エネルギー
カレットを使うことで
溶かすエネルギーを削減
廃棄物削減
何回もリサイクルできるので
ごみの量を削減
地球温暖化の防止
原料起因と燃料起因の
CO2排出量を削減
良いガラスびんを作るために、
良質なカレットが不可欠。
そのためにも分別収集と
選別作業が求められる
使い終わったびんは、ガラスびんの原料になるため、色別に分けたり、異物(金属、陶磁器、耐熱ガラスなど)を混ぜないことが大切です。
*排出方法は、各市区町村の指示に従ってください。
高品質のカレットを生産するために、
カレット工場では
異物除去を徹底しています
高品質なびんを生産するために、良質なカレットを必要としています。カレット工場では、良質なカレットを生産するために、異物検査機や人の手によって徹底した異物の除去に取り組んでいます。しかし細かく割れた耐熱ガラスなど、除去が難しい異物もあります。また、カレット商※の中には、「カレットの品質は川上から」という考えのもと、地域住民や自治体の協力を求めるため、空きびんの排出方法や収集方法についての啓発活動を積極的に実施しているところもあります。
※カレット商...自治体などから回収した空きびんをカレットに加工する
業者。日本びんカレットリサイクル協会がある。
使い終わったガラスびんは、
どこにいくのだろう
「びんtoびん」のリサイクルで、
何度でも新しいびんに
生まれ変わります
家庭から排出された空きびんは、自治体により収集され資源化センターで色別に分けられた後、カレット工場でガラスびんの原料に加工されます。そのカレットを利用して、ガラスびん工場では新しいガラスびんを生産します。びんからびんへ、きちんと循環することで、ごみにならずに何度でも甦ることができます。また古くなったリターナブルびんも細かく砕かれ、ガラスびんの原料として再生利用されています。