ガラスびんの軽量化事例
ウイスキー
ブラックニッカクリアびん
700ml
アサヒビール株式会社 /
ニッカウヰスキー株式会社


切り替え、上市は
2026年
びんの質量
キャップ・ラベル中身を含まない1本当たりの質量
- 従来びん

- 軽量びん

長年愛される「ブラックニッカ クリア」の
特徴的なびんの意匠性と高い品質を維持し軽量化。
びん製造時のエネルギー由来のCO2排出量を約13.7%削減
「ブラックニッカクリア」は、ニッカウヰスキーの伝統を受け継ぎながら、クセのないすっきりとした味わいを追求したウイスキーです。ハイボールや水割りはもちろん、多彩な飲み方で気軽に楽しめることが、長年にわたり多くのファンに愛され続けている主力ブランドです。
今回の軽量化では、アサヒグループが進める環境負荷低減の取り組みの一環として、パッケージ資材の軽量化に取り組みました。ブラックニッカクリアは販売数量が多く、資源使用量削減効果も大きいことから、商品価値や品質を維持しながら、びんの軽量化を進めました。
軽量化にあたり、長年親しまれているブラックニッカの外観イメージの維持を重視。角びんのブランドイメージや意匠性を保ちながら、強度低下を抑えるため、びん形状や肉厚バランスを最適化し、びんメーカー様と連携して強度評価や充填ライン適性評価を重ね、安定した品質を確保しました。
ウイスキー製品の生産ラインでは、高速充填や搬送工程における安定性が求められます。軽量化においては、設備改造を行ったラインでも品質や生産性を維持できるよう十分な検証を実施し、びんメーカー様、工場、関係メンバーの協力により順調に切替を進めることができました。
その結果、びん1本あたりの質量は従来の520.0gから449.0gとなり、約13.7%の軽量化を実現。また、びん製造時のエネルギー由来のCO2排出量も約13.7%の削減。輸送時の総重量低減による物流効率向上や、店舗での取扱性向上など実用面でも効果が得られます。
ウイスキー本来の風味を長期間維持する上で、化学的安定性が高いガラスびんは極めて信頼性の高い容器です。また、その重厚感や透明感はブランドの世界観を表現する重要な価値でもあります。今後もブランド価値を向上させ、高い環境性能とお客様の利便性向上を両立した改善を推進していきます。
サントリー トリス〈クラシック〉
700ml
サントリースピリッツ株式会社

2018年軽量化
リニューアル実施
びんの質量
キャップ・ラベル中身を含まない1本当たりの質量
- 従来びん

- 軽量びん

長く愛され続けてきたトリス・ブランド。
リニューアルにより、
20.7%の原料削減と
CO2排出量、
配送負担の削減を実現
トリス〈クラシック〉は、1946年に誕生したサントリーウイスキー「トリス」の“由緒”ある歴史を受け継ぎつつ、今の時代に合わせてやさしく甘い香りと、丸みのあるなめらかな味わいに仕上げた、ご自宅で気軽に愉しんでいただけるウイスキーです。
2015年9月の発売以来、約3年ぶりにボトルをリニューアルすることになり、ラベルデザインの変更と連携させ、商品イメージを向上させることと同時に、軽量化による環境負荷低減を目指しました。その結果、ボトル重量が555gから440gへと、115g、20.7%の軽量化を実現。20.7%の原料の削減とエネルギー削減効果となり、またCO2排出量 も20.7%削減できました。さらに1ケースあたり1.4kg軽くなり、配送業者の負担軽減にもつながりました。
今回のリニューアルでは初めて「1946」の模様を刻印しました。それは、ガラスのボトルとして愛されてきた歴史の証。ガラスびんは、中味の特徴をお客様にイメージとして伝えるために容易にデザインでき、水平リサイクルが可能で環境負荷を低減できる、優れた容器です。このガラスびんの特徴を今後もトリスの歴史の中で活かしていきたいと考えています。
サントリー ウイスキー
角瓶ポケット瓶180ml
サントリースピリッツ株式会社

びんの質量
キャップ・ラベル中身を含まない1本当たりの質量
- 従来びん

- 軽量びん

- びんの高さ

- びんの高さ

軽量化をめざし、角瓶の特徴である
亀甲模様などを改良。
ガラスびんの検査工程精度と
輸送効率のアップを実現
サントリースピリッツ株式会社では、角瓶「ポケット瓶」の軽量化の取り組みを2012年よりスタートさせて、 2013年8月の製造分から順次軽量化されたびんに切り替えました。 180ml容量の小さなびんにもかかわらず、マイナス40g、15%の軽量化を達成。これにより、ガラスびんの製造で使用する原料の節約が図られました。
軽量化をするにあたり、角瓶ならではの亀甲模様に改良を施しました。また従来のびんでは背面にスキットルボトルをイメージした湾曲がありましたが、それを平らにして全体にこの形状の変化により、ガラスびんを製造する上での検査や充填後の検査がしやすくなり、 びんの品質精度の向上につながっています。誕生から77年という長い歴史のある角瓶において、 亀甲模様はまさにトレードマーク。そのイメージを踏襲しながら、いかにして検査適正の向上を実現するかが、 軽量化の重要なポイントで検討が重ねられました。
また、この軽量化により、 びんの奥行きサイズも薄くなっており、それにより1バレットあたりの製品の積載量も1割増となり輸送効率もアップ。エネルギーの節約やCO2排出量の削減など、環境負荷の低減にもつながっています。
サントリー ウイスキー
角瓶700ml
サントリースピリッツ株式会社


びんの質量
キャップ・ラベル中身を含まない1本当たりの質量
- 従来びん

- 軽量びん

- びんの高さ

- びんの高さ

強度を維持しながら
30gの軽量化を実現
商品について
1937年に誕生した角瓶は、亀甲型の刻み模様の四角いボトルで、甘やかな香り、厚みのあるまろやかなコクが特長です。
軽量化について(工夫した点など)
軽量化しても強度低下がなく、角が強調されるように、胴部1点コンタクトから面でのコンタクトに、亀甲溝をVからUに変更しました。また、胴径・高さの変更は、既存ラインの変更が極力少なくなるように最小限としました。