ガラスびんの3Rを知る・学ぶ・実践する

検索
3R+リニューアブル
ガラスびんと環境
自主行動計画
自治体向け3R情報
3Rのデータ・資料
協議会について

空きびんの品質向上策

いま空きびんの品質が
問われています

異物混入の
影響

ガラスびんリサイクルの工程で
さまざまな障害が発生しています

分別収集された空きびんは、主に市町村の資源化センターに運ばれ、色別に選別された後、カレット工場でガラスびんの原料(カレット)に加工され、ガラスびん工場へ納められます。ガラスびんリサイクルの出発点と言える分別収集の段階で、空きびん以外の異物が混入してしまうと、各工程において次のような問題が生じることがあります。

市町村の資源化センターでは

ステーションに排出された空きびんを資源化センターに集め、選別などを行う場合、異物が混入していると、選別に要する作業量が増え効率が低下します。さらに、異物の影響でリサイクル可能な空きびんも残渣(ざんさ)になってしまうこともあります。

分別収集された空きびんは、主に市町村の資源化センターに運ばれ、色別に選別された後、カレット工場でガラスびんの原料(カレット)に加工され、ガラスびん工場へ納められます。ガラスびんリサイクルの出発点と言える分別収集の段階で、空きびん以外の異物が混入してしまうと、各工程において次のような問題が生じることがあります。

カレット工場では

色分けされた空きびんをカレットに加工するカレット工場では、細かく砕けた耐熱ガラスなどの異物が混入すると、取り除くことが難しくなります。家庭から排出される段階で、耐熱ガラスなどが混入していないことが重要になります。

ガラスびん製造工場では

アルミキャップ、耐熱ガラス、陶磁器などの異物が、カレットに混ざった状態で、ガラスびんの原料として利用されると、熔解の段階で溶けずに残り、ガラスびんにキズやヒビをつくることがあり、割れる原因となることがあります。