空きびんの品質向上策
いま空きびんの品質が
問われています
回収
ガラスびんの
品質評価基準
回収ガラスびん250kgに
含まれる異物の量が
抜き取り検査の目安になります
自治体によって回収されるガラスびんの品質向上が強く求められています。異物が多すぎると再利用が不可能なこともあり、回収ガラスびんの品質を一定以上の水準に維持していただくために、目安となる品質評価基準を設定しました。
2006年4月1日より、(公財)日本容器包装リサイクル協会とガラスびん3R促進協議会で統一された、回収ガラスびんの品質評価基準を採用しています。

回収ガラスびんの検査方法[抜取検査]
- 抜取サンプル量:1サンプル250kg以上
- 検査場所:自治体のストックヤード(保管場所)、
または再商品化事業者の工場で、
それぞれの異物を採取し判定。 - 検査記録:再商品化事業者が記録し、自治体に報告。
品質ランクと評価基準
対象となる異物 | 品質区分 | ||
---|---|---|---|
Aランク | |||
1トン中の 混入量 |
抜取検査・目安量 250kg中の混入量 |
キャップ類 |
アルミ | 30g以下 | 7.5g以下![]() |
---|---|---|---|
鉄 | 50g以下 | 12.5g以下![]() |
|
その他の金属 | 50g以下 | 12.5g以下![]() |
|
プラスチック、 コルク栓等 |
500g 以下 |
125g以下![]() |
|
陶磁器 | 30g以下 | 7.5g以下![]() |
|
石・コンクリート・ 土砂類 |
30g以下 | 7.5g以下![]() |
|
調理器、食器、 哺乳びん等の耐熱ガラス |
![]() |
||
無色ガラスびん中の 他の色のガラスびん |
500g 以下 |
125g以下 | |
色ガラスびん中の 他の色のガラスびん |
1,000g 以下 |
250g以下 | |
ガラスびんの中の 中身残り、汚れ |
0 | ||
プラスチック・PET・ 缶・紙等の容器 |
0 |
対象となる異物 | |||
---|---|---|---|
Bランク | |||
1トン中の 混入量 |
抜取検査・目安量 250kg中の混入量 |
キャップ類 |
アルミ | 60g 以下 |
15g以下![]() |
---|---|---|---|
鉄 | 100g 以下 |
25g以下![]() |
|
その他の金属 | 100g 以下 |
25g以下![]() |
|
プラスチック、 コルク栓等 |
1,000g 以下 |
250g以下![]() |
|
陶磁器 | 60g以下 | 15g以下 | |
石・コンクリート・ 土砂類 |
60g以下 | 15g以下 | |
調理器、食器、 哺乳びん等の耐熱ガラス |
![]() ![]() |
||
無色ガラスびん中の 他の色のガラスびん |
1,000g 以下 |
250g以下 | |
色ガラスびん中の 他の色のガラスびん |
2,000g 以下 |
500g以下 | |
ガラスびんの中の 中身残り、汚れ |
割れずに中身が残っている状態。 1トン中1本程度 |
||
プラスチック・PET・ 缶・紙等の容器 |
1トン中1個 |
対象となる異物 | ||
---|---|---|
Dランク | ||
1トン中の 混入量 |
キャップ類 |
アルミ | 61g以上 | |
---|---|---|---|
鉄 | 101g以上 | ||
その他の金属 | 101g以上 | ||
プラスチック、 コルク栓等 |
1,001g以上 | ||
陶磁器 | 61g以上 | ||
石・コンクリート・ 土砂類 |
61g以上 | ||
調理器、食器、 哺乳びん等の耐熱ガラス |
![]() |
||
無色ガラスびん中の 他の色のガラスびん |
1,001g以上 | ||
色ガラスびん中の 他の色のガラスびん |
2,001g以上 | ||
ガラスびんの中の 中身残り、汚れ |
割れずに中身が 残っている状態。 2本以上 |
||
プラスチック・PET・ 缶・紙等の容器 |
2個以上 |