自治体の取り組み事例
関西エリア
京都府
亀岡市
亀岡市の概要(平成24年4月現在)
- ●人口:93,140人
- ●世帯数:37,550世帯
- ●面積:224.90km²
- ●ステーション数:830カ所
- ●空きびん収集量:年間883t
※収集量については平成23年度
分別収集の経緯・方針
亀岡市における分別収集の起点は平成2年9月。最終処分場の延命化をめざしてスタートしました。ガラスびんについては当初より、収集したびんを全てびんの原料として再利用することをめざして、※無色・茶色・緑色・黒色・青色の5色分別を実施しています。収集に関しては「公益財団法人亀岡市環境事業公社」に委託。収集作業員が分別を熟知しており、収集時に各地域の当番とコミュニケーションをとりながら、随時排出に関する問題点を解消していくようにしています。収集は月に2回。特殊車両がびんを収集し平ボディ車がコンテナを回収する方式で、効率的かつ高品質な分別収集を展開しています。
※平成25年4月1日より、無色・茶色・その他の色の3色分別に変更。
- 分別区分
- びん色別
※無色・茶色・緑色・黒色・青色の5色に分別。異物の混入はほとんどなく、非常にきれいに洗浄されています。
- 収集容器
- コンテナ
びんの色に合わせて5色のコンテナを使用。収集時回収し、次の収集日前日にステーションに届けられます。セッティングは住民。
- 収集場所
- ステーション
市街地では路肩や側溝の上、周辺地域では広場等を利用。開発地域ではきっちり仕切られている場合もあります。管理は各利用者。
- 収集車両
- 特殊車両
基本は、2トンの特殊車両(リサイクルマスター)でびんを収集し(作業員3名)、その後平ボディ車によりコンテナを回収します。
- 処理設備
- なし
色分別で洗浄された状態で排出されるため処理設備はない。ステーションでの収集時に異物の混入や色違い等をチェックします。
- 保管施設
- ストックヤード
ストックヤードの後方に収集車両がまわり込み、そこから効率的にびんを投入することができます。5色に分けて保管。
品質向上のためのポイント
- ●市のホームページ、広報誌、パンフレットなどで、ごみの出し方、分け方を解りやすく説明しています。
- ●市民と事業者と行政で構成される「クリーンかめおか推進会議」によるゴミの減量化やリサイクルに関する活動が、住民の分別に対する意識を高めています。
- ●収集作業員が、地域のごみステーションで住民に対して直接啓発しています。
- ●特殊車両を導入することで、収集作業の軽減と効率化を図っています。
クリーンかめおか
推進会議の広報誌
あきびんの出し方
注意事項を記載した
ステーションの看板