自治体の取り組み事例
関東エリア
埼玉県
草加市
草加市の概要(平成22年4月現在)
- ●人口:242,611人
- ●世帯数:105,021世帯
- ●面積:27.42km²
- ●ステーション数:約6,100カ所
(資源物のみ) - ●空きびん収集量:年間1,600t
分別収集の経緯・方針
昭和62年のリサイクルセンター建設とともに、5分別(可燃・不燃・資源・粗大・有害ごみ)回収が実施され、このときから、びんの分別がスタートしました。現在、各ステーションに月2回、びんのコンテナが収集前日に設置され、委託業者により収集を行います。収集されたびんは、平成21年10月15日に、より高い選別能力を実現するようリニューアルされたリサイクルセンターに運搬されます。ここで生きびんが取り除かれた後、無色、茶色、青・緑色、黒色に選別され、びんのリサイクル業者により、資源化されます。
- 分別区分
- びん単独
分別は色分けせず、びん単独(飲料用)。びんはふたを外し、中身をすすいだ状態で出されます。
- 収集容器
- コンテナ
市の委託業者が収集日前日に各集積所にコンテナを設置します。びんを入れたコンテナは、リサイクルセンターで洗浄されます。
- 収集場所
- ステーション
集積場所は、使用されている方々で管理を行っています。集積状況で苦情がある場合は、市で対応しています。
- 収集車両
- 平ボディ車
2トンの平ボディ車を採用。作業員は収集車両に2名程度配置し、積み込み時間は1カ所につき、約5分です。
- 処理設備
- 手選別コンベア
リサイクルセンターに運搬されたびんは、生きびんが取り除かれた後、手選別で色別に分けられます。作業員は5名程度。
- 保管施設
- ストックヤード
選別されたびんは、品質の良い状態で、ストックヤードに貯留されます。
品質向上のためのポイント
- ●広報、HP、カレンダー、減量説明会等の啓発活動により、分別と洗浄を徹底しています。
- ●分別がされていない集積所については、必要に応じ行政が住民に対して指導を行っています。
- ●排出時の品質が良いことから、施設搬入後の異物除去、色選別作業が効率よく確実に行われています。
ごみ収集カレンダー
びんの出し方
取材:平成22年4月20日